3月11日、東日本大震災から12年が経とうとしています。震災を知らない今の子供たちにも、あの日のことを伝えていくことが大切です。今日は、14時46分に全校で黙とうを捧げました。以下の文は、教室でお話した話の内容です。(学年・学級に応じて変えています。)
「12年前の明日、東北地方の太平洋沖を震源とする強大地震が発生しました。地震とその後の津波によって、1万8千人近くの方々が亡くなり、今も2000人以上の人が行方不明、また、原子力発電所の事故により、たくさんの方々が、今までとは違う生活を送っています。12年前、みなさんはまだ生まれていません。(6年生が生まれた年?)突然大きな地震があり、みなさんが今住んでいる家が壊れて住めなくなったり、友だちや家族、一緒に暮らしている人が死んでしまったりしたらどうでしょう。12年前には実際にこのようなことがたくさんの人たちに起きました。震災で亡くなった人たちや家族の人たちのことを考えるととても悲しくなり、残念でなりません。
みなさんと同じ小学生もたくさん亡くなっています。亡くなった方には、みなさんと同じように夢や希望があったはずです。みなさんは、そういう人たちに恥ずかしくないよう、毎日を全力で生きていますか?本気でやるべきことをやっていますか?みなさんがやるべきことは、悲しみや苦しみ乗り越えて、今を全力で生きている人がいることを決して忘れないこと、そして、そんな人たちに恥ずかしくないよう、自分がやるべきことをしっかりやりぬくことです。 遠くで起きた出来事ではなくて、身近なことのように受け止めて、今できる事を真剣に取り組んでいきましょう。」
明日は学校がお休みです。14時46分に黙とうを捧げました。


